もし「YES」と胸を張って答えられないなら、かなり危険です。
なぜなら、犬は人間の3~5倍の速さで汚れが歯石化するため、「今日はめんどいし、歯磨きいいか…」と、少し気を抜いただけで、あっという間に歯石まみれの歯周病に。歯周病になると、愛犬の歯はなくなり、高額の治療費を支払い、再発におびえながら過ごす…など、いいことは一つもありません。
ですが、正しくデンタルケアができればそんなストレスとはおさらば!
健康な愛犬といつまでも仲良く過ごせるようになります。
\愛犬の歯磨き嫌いに悩む日々とおさらば!/
- 「犬の歯磨き粉って安全なの?」
- 「犬の歯磨き粉ってどれを選べばいいか分からない・・・」
- 「犬の歯磨き粉でおすすめなのを知りたい!」
犬の歯磨きって難しくて大変ですよね。たとえ歯磨きができたとしても、どんな歯磨き粉を選べばいいのか悩んでいるという飼い主様も多いことでしょう。
犬のデンタルケアはとても重要。愛犬のために試行錯誤して選んだ歯磨き粉が、実は愛犬にとって悪影響を与えるかもしれません。
なぜなら、犬用の歯磨き粉のなかには犬の健康を脅かす成分が入っている恐れがあるからです。犬用の歯磨き粉だからといって、全てが安全安心とは限りません。
犬は歯磨き粉の良し悪しは判断できないので、飼い主様が責任をもって選ぶ必要があります。
そこで今回は、ペット飼育管理士の資格をもつ私まーこが、犬の歯磨き粉について、安全性や成分を解説します。
また、おすすめの歯磨き粉やデンタルケア商品も紹介したいと思います。
- 犬の歯磨き粉の安全性が分かる
- 犬の歯磨き粉の正しい選び方が分かる
- 犬の飼育管理士がオススメする安全な歯磨き粉が分かる
この記事を読めば、愛犬に合った安全な歯磨き粉の選び方やおすすめの歯磨き粉の情報が分かります。
良い歯磨き粉を選ぶことで愛犬の健康寿命を延ばし、いつまでも健やかな毎日を過ごすことができます。


だからこそ、愛犬に合った歯磨き粉を選びたいもんね!
私が詳しく説明するから最後までお付き合いよろしく!
※目次の気になる場所をタップすれば、その場所から読めます。
もくじ
【犬の歯磨き粉】歯磨き粉は基本的に安全

結論から言うと、基本的に犬用の歯磨き粉を使うことは安全と言えます。歯磨き粉を使うことで、歯垢が落ちやすくなり、口臭も防ぐことが期待できるからです。

- 歯ブラシだけで歯磨きするより歯垢が落ちやすい
- ワンちゃん好みの味がする歯磨き粉なら受け入れやすい
- 口臭予防成分が入った歯磨き粉なら愛犬の口臭を防ぐことが期待できる

人間と同じように、犬にとっても歯磨きは大事なことであり、必ずしなければいけないことです。
犬の歯は複雑な生え方をしているので、ドッグフードを食べると歯垢が溜まりやすく、出来るだけ毎日のデンタルケアをすることが理想です。
ただし、歯磨き粉に入っている成分によっては、ワンちゃんに合わないこともあるかもしれません。
なかには歯磨き粉を使ったことで下痢や嘔吐をしたり、アレルギー症状が出たりするワンちゃんもいます。まれな例ではありますが、最悪亡くなってしまうこともありえるのです。
したがって、歯磨き粉選びは成分を確認して、購入する必要があります。
▼犬に危険な成分はキシリトール?
外からですが、、、
キシリトールが入っている歯磨き粉は
犬に危険です。— うー (@rokusuke__u_) January 14, 2023
▼歯磨き粉で歯磨きするお利口さん
我が家の歯磨きは、必ず朝と夜。
普段骨をバリボリ食べるので歯石は付きづらく先生によく褒めてもらえるよね😊✨
口内環境は健康への第一歩(・`◡︎´・)ゝ
れんくんは歯磨き習慣なんて無かったから最初は超ビビってたけど今では歯磨き粉ラブ犬🫶🏻 pic.twitter.com/bLodgapLTr
— S&N&R.REIMI(れいみ) (@re1mi_S_N_) January 14, 2023

【犬の歯磨き粉】歯磨き粉の成分は注意が必要

犬用の歯磨き粉とはいえ、なかには犬にとって危険な成分が入っている歯磨き粉も存在します。
犬は人間と違い、歯磨き粉を水で洗い流すことができず飲み込んでしまいます。したがって、犬が飲み込んでも大丈夫な成分を含んだ歯磨き粉を選ぶ必要があります、
愛犬に合う歯磨き粉を選ぶことは飼い主様にとってとても重要な事といえるでしょう。

- 成分表示の確認
- キシリトール入りの歯磨き粉は危険

成分表示の確認
犬用の歯磨き粉選びで注意したいことの1つ目は「成分表示の確認」です。
現在市販されている犬用の歯磨き粉の成分で、犬が口にすると危険だと思われる成分は下記のとおりです。
いま、あなたが愛犬に使っている歯磨き粉の成分表を確認して、安全かどうかチェックしてみてください。
成分 | 用途・危険性 |
コロイド銀 | 銀の粒子を含む液体で殺菌や抗菌に使われる |
チオシアン酸カリウム | 殺菌殺虫剤などに使用 |
ヒドロキシエチルセルロース | シャンプーやリンス、塗料などに使用 |
フキエキス | 日本での食品添加物使用は許可されていない |
ブドウ種子抽出物 | 犬に対してのポリフェノールの安全性が未確認 |
フミン酸・フルボ酸 | 腐食物質で肥料などに使われる |
ポリメタクリル酸グリセリル | 化粧品に使用 |
リン酸水素カルシウム | 医薬品にも使用されるが、過剰摂取は危険 |
上記の成分は基本的に犬が摂取すると危険、または摂取してはいけない成分です。
これらの成分が含まれた歯磨き粉を使うと、下痢や嘔吐、アレルギー症状を発症することも考えられます。
一部では外国製の歯磨き粉も販売されていますが、日本で認可されていない成分が含まれている可能性もあるので注意が必要です。


キシリトール入りの歯磨き粉は危険
犬用の歯磨き粉選びで注意したいことの2つ目は「キシリトール入りの歯磨き粉は危険」です。
人間の歯に良いとされるキシリトールですが、犬にとっては非常に危険な成分です。
キシリトールが犬の体内に入ると、インスリンが大量に分泌されます。
インスリンは血液中の糖をエネルギーに変えて血糖値を下げる働きがあります。犬がインスリンを大量摂取すると血糖値が急激に下がり低血糖になることがあり危険です。
犬がキシリトールを摂取すると次のような症状が起こることがあります。
- 嘔吐・失禁
- けいれん・全身の震え
- 体温の低下
- 意識の低下・脱力感
▼間違ってもキシリトールガムは与えないでね!
「キシリトール」
主にガムですね。犬に対しては低血糖を起こす強い毒性がある。
犬が歯磨きを嫌がったとしてもキシリトールガムを食べさせる
人はいないだろうけど。
いたら教えてね。
「あほか」って言いに行くので 笑 pic.twitter.com/jtlXJl1jmD— 絶対に犬が食べてはいけないもの大百科 (@inutabetyadame) January 16, 2023
▼少しの量でもキシリトールには致命傷になる
歯磨き粉こぼれた
『犬が食べたら命に関わる』歯磨き粉やガムにはキシリトールが入っています。
キシリトールは超危険です!
体重1kgあたり0.1g食べるだけで中毒症状が出る場合も…
0.5g以上だと内臓が壊死することすらあるようです。
絶対食べられないように注意を!!#30秒でわかる犬知識— こまきち@犬大学 (@wanwankoma) November 13, 2021



【犬の歯磨き粉】安全性で選ぶ3つのポイント

ここでは犬用の歯磨き粉を選ぶときに気をつけたいポイントを3つ紹介します。
- 成分表の確認
- 添加物の確認
- 人間用の歯磨き粉を使わない

①成分表の確認
犬用の歯磨き粉を選ぶポイントの1つ目は「成分表の確認」です。
自分が使う歯磨き粉の成分を注意して見ている人は少ないのではないでしょうか。
しかし、犬用の歯磨き粉を選ぶときは必ずパッケージに表示してある成分表を見て、上記で紹介した「犬が口にすると危険な成分一覧」に載っている成分が入っていないかチェックしましょう。
また、販売サイトでも詳しい成分が載っているので、購入前に確認することをオススメします。


②添加物の確認
犬用の歯磨き粉を選ぶポイントの2つ目は「添加物の確認」です。
人間が使う歯磨き粉には多くの添加物が含まれていますが、これは歯磨き粉の使用期限をなるべく延ばすためです。
そして、犬用の歯磨き粉も同様に使用期限を延ばす目的や味付けのために添加物を使用している商品があります。
しかし、添加物の入った歯磨き粉を使用すると、アレルギー症状や涙やけ、最悪はガンになる恐れがあります。
犬の体質にもよりますが、あなたの愛犬がもともとアレルギー持ちだったり、高齢犬や子犬だとしたら、なるべく無添加もしくはオーガニックの歯磨き粉を選んであげましょう。
▼添加物は味付けのために使われていることが多い
【歯磨き】歯磨き粉は必要なのか
歯磨きの目的は、歯についた歯垢を落とすことです。
犬用の歯磨き粉は味をつけて喜ばせるものが多い。
そのために添加物が使用されています。『歯磨き粉は使わなくても大丈夫』
ただし、味で喜んで歯磨きしやすい子には使ってください!
— こまきち@犬大学 (@wanwankoma) March 6, 2021


③人間用の歯磨き粉を使わない
犬用の歯磨き粉を選ぶポイントの3つ目は「人間用の歯磨き粉を使わない」です。
飼い主様のなかには「自分が使っている歯磨き粉を愛犬に使えないかな?」なんて思っている方もいるかもしれません。
しかし、犬に対して絶対に人間が使う歯磨き粉を使ってはいけません。
なぜなら、人間用の歯磨き粉にはキシリトールが配合されているものがあるからです(「キシリトール入りの歯磨き粉は危険」参照)。
それ以外にも人間用に多く配合されている「フッ素」も犬が口にすると嘔吐や下痢などを発症する恐れもありますので、注意が必要です。
▼人間用の歯磨き粉は絶対NG!
【キシリトールにご注意を】キシリトールは犬猫に中毒症状を起こす可能性があること知っていましたか?人間用の歯磨き粉やガムなどに配合している成分ですが、実は寒い時期によく使うハンドクリームなどにも入っている場合があります。大事な家族を守るためお気をつけください! pic.twitter.com/jdblIdkwRe
— 【公式】レティシアン (@laetitien_pf) February 17, 2021


【犬の歯磨き粉】大きく分けて2つのタイプがある

犬用の歯磨き粉にはいろんな種類がありますが、大きく分けると2つのタイプがあります。
- 歯ブラシや指に付けて磨くタイプ
- ドッグフードや水に混ぜて与えるタイプ
歯ブラシや指に付けて磨くタイプ
犬の歯磨き粉のタイプ1つ目は「歯ブラシや指に付けて磨くタイプ」です。
犬の歯磨き粉で多いタイプ。そして1番歯垢を取りやすい歯磨き粉です。歯ブラシがセットになっている商品が多く、ペースト状やジェル状など、種類も豊富にあります。
このタイプに向いているのはお口を触られるのに抵抗がないワンちゃんです。逆に向いていないのは、飼い主様がお口を触ったとたんに暴れたり嫌がったりするワンちゃんです。
ここで無理やり歯磨きをしようとすると、愛犬に過剰なストレスがかかってしまうので、使用を控えましょう。


ウチのブログでオススメしている歯磨き粉はドクターワンデル!!
私がレビューしたドクターワンデルはこちら。
過去イチの手軽さで、愛犬の歯磨きの悩みをかき消してくれるイチオシのデンタルケア。
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勝手にキレイになる「ラクな歯磨き」 に一変したため、
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洗浄能力、安全性、人気と実績、コスパ全てが最高ランクのデンタルケアグッズです。
ドッグフードや水に混ぜて与えるタイプ
犬の歯磨き粉のタイプ2つ目は「ドッグフードや水に混ぜて与えるタイプ」です。
歯磨き粉でありながら、歯ブラシや指に付けて磨くのではなく、ドッグフードや水に混ぜて与えることで歯垢を予防するタイプの歯磨き粉もあります。
ドッグフードや水に混ぜるため、犬が食べやすいように無味のものが多く、愛犬にお口を触られるストレスを与えることなく歯のケアが出来ます。
しかし、気軽に使える反面、歯ブラシに付けて磨くタイプよりも歯垢除去の点では劣ります。また、ドッグフードに混ぜて与えるタイプは歯垢が残ることもあります。


当ブログがオススメするデンタルケアはこちら。
当サイトが独自に自腹で柴犬の飼い主総勢100名に向けて、デンタルケアグッズを使用したことによって愛犬に見られた変化を探る13項目に及ぶアンケートを実施。
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Best3のデンタルケアグッズは、洗浄効果、安全性、人気と実績、コスパ全てがハイグレードなデンタルケアグッズです。もちろん、柴犬以外の犬種にも使用OK!
【犬の歯磨き粉Q&A】選ぶ前にこれだけは聞いておきたい

犬用の歯磨き粉を選ぶときに、飼い主様にはいろいろ疑問があるかと思います。





犬用には犬好みの味が付いた歯磨き粉が多いから、犬専用を使うか、犬猫兼用の歯磨き粉を使ってね!




犬の歯磨き粉にはいろんな添加物が入っているものもあるから、出来れば添加物が配合されていない方が安全!

歯磨き自体難しいのよね・・・

たしかに、飼い主様が自分で調べて愛犬にあった歯磨き粉を探すのは大変だし、正直面倒くさいものです。
ましてや、お口を触らせてくれないワンちゃんなら、どんなに良い歯磨き粉を購入しても意味がないですよね。


当ブログおすすめのデンタルケアはこちら。
「愛犬に歯磨き粉が使えない!」「他に良い歯磨き方法はないの?」
そんな飼い主様におすすめなのが、当ブロブで紹介しているデンタルケアグッズです。
特にBest3のデンタルケアグッズは、洗浄効果、安全性、人気と実績、コスパ全てがハイグレードなデンタルケアグッズです。
もちろん、柴犬以外の犬にもおすすめのデンタルケアグッズです。

「愛犬のデンタルケアってどれにすればいいかわからない…」
それなら、当サイト1位のドクターワンデルがおすすめ。
実際の体験談では、暴れる体を押さえつける「たいへんな歯磨き」が、
勝手にキレイになる「ラクな歯磨き」 に一変したため、
「ドクターワンデル無しの生活には戻れない!」と感想も頂きました。
洗浄能力、安全性、人気と実績、コスパ全てが最高ランクのデンタルケアグッズです。
>>犬の管理栄養士が本気で評価!ドクターワンデルのレビューを見る【体験談あり】
まとめ

⇒基本的には安全だが、犬にとって悪い成分が入っていることがあるので注意が必要。
⇒特にキシリトール入りの歯磨き粉は絶対にNG!
⇒犬用の歯磨き粉は2つのタイプがある。
⇒ペット飼育管理士の資格をもつまーこがお答えしています。


特にキシリトール入りは厳禁! もちろん、人間用の歯磨き粉もNGだよ!


飼い主様も愛犬も、良い歯磨き粉で歯を磨いて健康寿命を延ばそう!!
▼柴犬に嫌がれないデンタルケアでキレイなお口をゲット!歯周病への不安を解消しよう!

\公式サイトからの購入で永年保証つき!/
もし「YES」と胸を張って答えられないなら、かなり危険です。
なぜなら、犬は人間の3~5倍の速さで汚れが歯石化するため、「今日はめんどいし、歯磨きいいか…」と、少し気を抜いただけで、あっという間に歯石まみれの歯周病に。歯周病になると、愛犬の歯はなくなり、高額の治療費を支払い、再発におびえながら過ごす…など、いいことは一つもありません。
ですが、正しくデンタルケアができればそんなストレスとはおさらば!
健康な愛犬といつまでも仲良く過ごせるようになります。
\愛犬の歯磨き嫌いに悩む日々とおさらば!/
「口臭もしないし、ぱっと見汚れてないから歯磨きはしていないです。」
…それかなりやばいかも?
歯磨きが愛犬に与える影響は、おそらくあなたの想像の10倍以上に大切です。
「えっ?歯磨きってそんなに大事なの?」という事実を知らない…それだけのせいで、愛犬は歯周病で歯をなくし、数万~数十万の多額の治療費を出費するハメになるかも…?